Critique Of Games ―ビデオゲームをめぐる問いと思索―

ビデオゲームをめぐる問いと思索 http://www.critiqueofgames.net/

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2008年04月16日

輪読会企画

新規に輪読会を開催しようかと考えております。
詳細:http://d.hatena.ne.jp/hiyokoya/20080416

オブリゲーションもありますが、参加の意志のある方はご連絡ください。

2007年04月08日

メディアミックス、容れ物の魔力 #03~日常性 もうそろそろゲームの話~

(#02 からのつづき)

マジックワード「日常性」

瀬上:うーん、もうちょっとメタ化、一般化しておきたい、というか後につながる話にしたいですね。
 ここで、『セクシーボイスアンドロボ』の話まで戻すと、マンガ的な「キャラ」のリアリティについては、『のだめ』は申し分なくやってくれたわけで、これは、『セクシーボイスアンドロボ』では多分難しいだろうとか、そういう話もできる気がします。
 一番最初の議論で、『セクシーボイスアンドロボ』の主人公は、英雄と少女の間を往復する、という話がありました。あれがつまりキャラ/キャラクターを往復する、ということともしかしたら位置づけられるかもしれない。だから、『セクシーボイスアンドロボ』がもし上手くテレビドラマとして作り得るとすれば、ニコのヒーロー的な活躍にフォーカスを当てていく、ということになるのではないか、とか、そういうことが言えそうです。

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2007年04月04日

メディアミックス、容れ物の魔力 #02~二ノ宮知子『のだめ』 まだ始まらないゲームの話~

#01からのつづき

テレビとマンガ~『のだめカンタービレ』のドラマ化と、伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド』~

米島:そもそもメディアミックスだの、タイアップだのと言われている作品というのは常にこういう問題はあるわけだよね。同じく漫画の例で言うと『ピンポン』の映画化は松本大洋の原作と比べると著しく見劣りするものしかできなかったし、『NANA』の映画も妙に日本映画的な時間の作り方をする一方で作品にすりよったりして、よく言えば折衷。悪く言えば中途半端なわけのわからないものになっていた。『ドラゴンヘッド』に至っては完全にB級映画に墜ちていて、あれはほとんどギャグに近かった。漫画よりも先に映画を見てしまった人は、悲劇だよね。

瀬上:映画の話はテレビドラマの話とはだいぶ違う気がします。そもそもモニターと観客の間を織りなす関係性が大きく違うので、そこは区別する必要があると思います。
 それはさておき話をテレビドラマに戻して、2006年度に大ヒットした『のだめカンタービレ』のドラマ化について中心的に話をしたいと思うのですが、あれにはどういう感想を抱きましたか。

米島:あれは別格。あれはよかったよ。漫画からドラマへと容れ物を変えながらも上手く成功した例でしょう。もちろん、原作と比べるとある程度は別のものにはなっていたけれども、作品内容自体よりも、メディア間をまたぐということの問題を死ぬほどよく考えて作られてるということに感動してしまったね。
 典型的なのは、知り合いの女性の「マンガとほとんど同じで驚いた。素晴らしかった。」という感想を口にしてたけれど、こういう実感を引き出せる作品になってるわけだよね。

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2007年04月02日

メディアミックス、容れ物の魔力 #01~黒田硫黄 そのうちゲームの話~

黒田硫黄『セクシーボイスアンドロボ』

瀬上:こんばんわ。
 黒田硫黄の傑作『セクシーボイスアンドロボ』が今年(2007年)の4月10日から、日テレのドラマになるそうです。今日は、それを記念して放映前に一つメディア間の表現の違いとかそういう話について、だらだらと話をしたいと思います。

米島:どうも、おばんです。まー、いきなり身も蓋もない結論から言うと、ぶっちゃけドラマ化とか、ほとんど期待してないつーか、だめなんじゃないかと思うけれどね。オレは、基本的には実写化否定派よ?『のだめ』とかは例外的によかったけれど、『セクシーボイスアンドロボ』はムリっしょ。予言しよう。もちろん、原作が傑作、という点は瀬上くんと同意見だとしても、ね。

瀬上:うーん、大なり小なりそういう感想は僕も抱くかもしれませんが、そういう予言は僕は保留しておく側に立ちたいと思います。
 それとこの話のあと、メディア間の横断ということでいうと『セクシーボイスアンドロボ』だけでなく、2006年に大ヒットした『のだめカンタービレ』の話もしていきたいと思います。また、『ひぐらしのなく頃に』『サクラ大戦』『メタルギアソリッド』なんかの話もできればと思っています。宜しくお願いします。
 さて、とりあえずは、話のきっかけとして、去年書いた『セクシーボイスアンドロボ』について書いた評論がありますので、これネタにすることから話をはじめたいと思います。
 以下がその評論になります。

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2007年02月16日

DiGRA 2007論文募集中

お手伝いしているところの広報です。

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 DiGRA Japanを運営母体として開催される、コンピュータ・ゲームの国際学会 DiGRA 2007では、現在論文を募集しています。
 締切りは3月1日まで。
 英語で2500word~6000word程度。
 詳細はhttp://www.digra2007.jp/を参照のこと。

 コンピュータ・ゲームに関する研究組織は現在では数多くありますが、DiGRA(デジタルゲーム学会)が2年に一度開催する、DiGRA 2007は中でも特に重要なものとなっています。DiGRA 2007は、DiGRA Japanを運営母体としており、今年の9月に東大での開催が予定されています。