2000年度


取り上げる基準は下のどちらかにあてはまっていること
 1.売上が上位20位以内
 2.何らかの権威ある賞を受賞、ノミネート
 (ファミ通はプラチナ殿堂のみで)
 3. 日本の家庭用ゲーム


 * 年度のはじめとか終わりに出たものや、アメリカと日本で発売日がかなり違う作品は「それ去年の奴じゃないの?」とかっていうものもありますが、調べ始めるとややこしいので曖昧になっています。すみません。


▼DC

バイオハザード -CODE:Veronica-ファミ通プラチナ殿堂 売上18位
グランディアIIファミ通プラチナ殿堂
THE TYPING OF THE DEADファミ通プラチナ殿堂
ミスタードリラー第5回日本ゲーム大賞「キャラクター賞」
シーマンOriginal Game Character of the Year(GDCA)
スペースチャンネル5Excellence in Audioノミネート(GDCA)、Original Game Character of the Yearノミネート(GDCA)
CrazyTaxiGame Spotlight Awards(GDCA)
シェンムー文化庁メディア芸術祭賞デジタルアート[インタラクティブ]部門「優秀賞」Game Spotlight Awardsノミネート(GDCA)Game of the Yearノミネート(GDCA)
F355 ChallengeExcellence in Programming ノミネート(GDCA)
サンバでアミーゴExcellence in Audioノミネート(GDCA)
ファンタシースターオンラインファミ通プラチナ殿堂 第5回日本ゲーム大賞「大賞」「優秀賞」「ゲームデザイン賞」「プログラミング賞」「最優秀ニューウェイブ賞」「ニューウェイブ賞」
Jet Set Radio2000Game Critique Award"Best of Console"で、最優秀賞(E3での最高の賞) Game Spotlight Awards(GDCA)Excellence in Visual Arts(GDCA)Game of the Yearノミネート(GDCA) 第5回 日本ゲーム大賞「グラフィック賞ノミネート」「パッケージデザイン賞ノミネート」

▼PS

スーパーロボット大戦α 売上八位
テイルズオブエターニア 売上13位
機動戦士ガンダム ギレンの野望 売上14位
びっくりマウス マルチメディアグランプリ パッケージ部門「インタラクティブ賞」
ミスタードリラー第5回日本ゲーム大賞「キャラクター賞」
ぼくのなつやすみ第5回日本ゲーム大賞「ニューウェイブ賞」「パッケージデザイン賞」
ベイグラントストーリー ファミ通40点満点
高機動幻想ガンパレード・マーチ 第5回日本ゲーム大賞「優秀賞」
ドラゴンクエストVIIファミ通プラチナ殿堂 売上一位 第5回日本ゲーム大賞「優秀賞」「ベストセールス賞」「大衆賞」 文化庁メディア芸術祭賞デジタルアート[インタラクティブ]部門「大賞」
ファイナルファンタジーIXファミ通プラチナ殿堂 売上ニ位 PSAward「グランプリ」「ベストシナリオ賞」「ベストキャラクター賞」「ベストグラフィック賞」「ベストサウンド賞」 第5回日本ゲーム大賞「優秀賞」「グラフィック賞」「サウンド賞」

▼PS2

リッジレーサーVファミ通プラチナ殿堂 売上11位
劇空間プロ野球 AT THE END OF THE CENTURY 1999 売上16位
鉄拳 TAG TOURNAMENTファミ通プラチナ殿堂 売上17位
決戦 売上20位
実況パワフルプロ野球ファミ通プラチナ殿堂
MotoGPファミ通プラチナ殿堂

▼N64

マリオテニス64 売上6位
星のカービィ64 売上9位
マリオパーティ3Console Family(AIAA) 売上10位
マリオストーリーConsole Role Playingノミネート(AIAA)
ゼルダの伝説ムジュラの仮面ファミ通プラチナ殿堂 第5回日本ゲーム大賞「優秀賞」 マルチメディアグランプリパッケージ部門エンターテインメント賞Excellence in Game Designノミネート(GDCA)Game Spotlight Awardsノミネート(GDCA) 売上12位
ポケモンスタジアム金銀 売上19位
風来のシレン2〜鬼襲来!シレン城!〜ファミ通プラチナ殿堂
罪と罰〜地球の継承者〜ファミ通プラチナ殿堂

▼GB

ポケットモンスター金(銀) 売上3位
遊戯王デュエルモンスターズ4 売上4位
ポケットモンスタークリスタルバージョン 売上5位
遊戯王デュエルモンスターズIII 売上7位
コロコロカービィ 売上15位
トレード&バトル カードヒーローファミ通プラチナ殿堂
ミスタードリラー第5回日本ゲーム大賞「キャラクター賞」
コロコロカービィ第5回日本ゲーム大賞「ニューウェイブ賞」




※GDCA : Game Developers Choice Awards
※AMD : 社団法人デジタルメディア協会
※AIAA : Annual Interactive Achievement Awards

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□大きなニュース(チョイスは「なんとなく」)
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2000年3月 4日 PS2発売
2000年3月10日 マイクロソフトX-BOXを発表 2000年4月   SEGA、ソフトウェア開発部門を分社化
2000年7月 7日 FFIX発売(265万本)
2000年8月26日 DQVII発売(378万本)
2000年12月9日 ワンダースワンカラー発売(バンダイ)
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□雑感
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●受賞云々のレベルで印象に残るものがけっこう沢山ある。全く無名なソフトだったのにもかかわらずじっくりと人気が浸透しついには日本ゲーム大賞で優秀賞までゲットした『ガンパレードマーチ』。FFとDQの発売。そして予想されたことではあるが、ファン投票になると異常なまでの強さを発揮するFF。CESAの日本ゲーム大賞を総ざらいした『ファンタシースターオンライン』。ガリガリのマニア向けソフトだったにも関わらずその圧倒的な出来栄えでファミ通40点をうっかり取ってしまった『ベイグラントストーリー』。そしてGame Developers Choice Awards(ゲーム開発者が選ぶ賞)で圧倒的に好評なSEGAの作品群。その中でも、日本では今ひとつだったが、『ジェットセットラジオ』の底抜けの面白さはアメリカで高く評価されて、海の向こうでいろんな賞を総ナメ状態。いずれの作品もかなりいい出来で、2000年のゲームを振り返ってみると、これは豊作だったと言えるのではないかと思う。
●FFはVIIIの売上にくらべると、だいぶ売上を減らしたなぁ、と。これはDQに客を持っていかれたためなのか、それとも前作(FFVIII)の不評のためなのか。どっちの要因が大きいのだろうか。
●PS2の宣伝っぷりが印象深い。有力な新ハードが出る時というのはだいぶ騒がれるものではあるけれど、PS2のメディアでの騒がれっぷりは今までにないレベルだった。ソニーが金をばらまいたためなのか、宣伝戦略を上手くやったためなのか、それともメディアの方で勝手にくいついてきたのか(「ゲーム業界のニュース」というにそれだけの騒ぐ価値を見出したのか)、それともDVD機能がついてたからとかそういう話なのか。理由はわからないけれど、やたらと騒いでいた。 
●ゲーム業界全体としてはかなり不況に突入。 
 
 
 

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