ジャンルの成立と変遷 †
ジャンルの呼称としては1983年ごろに頻繁に使われ始めた。 それまでは、アクションという言葉が使われずに「反射型ゲーム」「ゲームセンターであるようなゲーム」「アーケード」「リアルタイムゲーム」などという呼称が乱立していた。83年にジャンル区分けがなされるころに使われ始めた後、84年にゲーム雑誌等のレベルで普及していく。おおまかに「反射神経に頼るゲーム」という意味では、現在の意味と近い。 80年代中盤ぐらいには、まだ「アクション」の分野に含まれているジャンルが現在と比べて非常に多かったという特徴がある。たとえば現在なら「シューティング」として独立したジャンル名称を与えられているジャンルの当時では「アクション」のサブジャンルとして語られていたし、「スポーツ」などもアクションのサブジャンル扱いを受けている。それらのジャンルがサブジャンルとしてではなく、独立した一ジャンルとしての扱いをうけるようになってくるのは、「シューティング」は80年代中盤〜後半にかけて、「スポーツ」は80年代後半になってはじめて、といった具合だった。
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最終更新: 2007-02-19 (月) 03:50:35