アクションゲームで言えば「ジャンプする」「敵を踏む」「投げる」までの一連の動作の「ぽーん、ぽん、ぴ、ぽーん」とかってテンポがある。そういうテンポはマリオはマリオ、ソニックはソニックで独特のものがあり、ある種音楽的なもの。このテンポが不自然だったり、ボタンを押すテンポとして楽しいか楽しくないかということは一つの重要な要素。 またRPGなどにおいて「テンポ」という言い方をした場合、はゲーム展開の速度などのことを指すのが一般的。ロード時間の長さや、カットしたくてもカットできないムービーシーンなどが問題として出てきたところで「テンポが…」という言い方がいろいろとなされるようになってきた。確かにそのようなものも問題だが、難易度の高い作品などではゲーム展開のテンポがやや悪くても「悩むのが楽しいんだよね」ということも少ないないので、あまり問題にはなりにくい。問題なのは特に「ぬるゲー」(=ぬるいゲーム。つまり簡単なゲーム)といわれるような作品においては、ゲームのテンポをいかに制御するかということが死活問題の一つと言ってもよく、たとえば『サクラ大戦』などはそこらへんの制御が圧倒的に上手い。これができてないぬるゲーだと本当にただスカスカと進むだけになってしまう。
関連記事: 直感的インターフェイス
最終更新: 2007-02-17 (土) 20:46:00