宮本茂がゲーム批評1998年21号のインタビューで答えている非常に印象的な一言
「その没頭できる一番大きな部分を占めてきたのが再挑戦度ということ。この再挑戦度を難易度によって高めているという商品が殆どなんです。そしてもう一つの柱が「先を見たい」という物量での再挑戦度。この二つを外して、本当におおらかにただやっていることが楽しいという再挑戦度の高さを持っているものが今までにあったかというと、僕らもずっとそれを目指してきてるんですけど、そんなに無かったですよね。」(P25)
前後の文脈を抜いてしまったので、きちんとしたニュアンスは全文を入手していただきたいが没頭できる要因の主要部分を、再挑戦度だと言い切ってしまった宮本さんのこの発言は非常に興味深い。また、再挑戦が成立するためには、「困難克服」の構図が成立する必要がある。
関連記事: 進行速度
最終更新: 2007-02-17 (土) 20:46:04