Critique Of Games ―ビデオゲームをめぐる問いと思索―

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 美学においては、作品の価値に関しては、外面形態の知覚や感性に関わる美的価値と、精神的な内実にかかわる芸術的価値、あるいは、美的特質と芸術的特質について分けて考えられてきた。
 19世紀にリアリズム文学が登場したときに、醜悪なものであっても現実を忠実に表現することに価値がある、とみなす動きが出てきたが、それ以前は、芸術と醜悪さは結びつき難い概念であったため、芸術的価値と美的価値の差異が激しく問われることがなかったが、現在ではこの両者の価値がセットになりうるかどうか、というのは論争的である。

参考:西村清和『現代アートの哲学』1995,P55-P56)


最終更新: 2007-02-18 (日) 01:07:00 (3927d)